よくある質問

羽毛ふとん、羊毛ふとん、綿ふとん、合繊ふとんなど、布団について、お客様から寄せられた質問を
ご紹介いたします。

羽毛ふとんについて

どんな羽毛が使用されていますか?
羽毛ふとんには水鳥のグース(ガチョウ)とダック(アヒル)の羽毛を
使用したものがあります。
羽毛の種類水鳥の羽毛は、その形状から「ダウンとフェザー」の2種類に分けられます。
「ダウン」はタンポポ状の羽毛で、空気をたっぷり含んでいます。
「フェザー」は一般的に羽根と呼ばれる部分で弾力性があります。
ダウンを50%以上使用したお布団を「羽毛ふとん」、50%以下のお布団を「羽根ふとん」と呼びます。

買ったばかりの羽毛ふとんが臭います。どうすれば?
オゾン加工(防臭・抗菌・防虫・防ダニ)の臭いかも?
ほとんどは使用しているうちに自然に消えますので心配はいりません。
良質の羽毛ふとんは、羽毛を側生地に吹き込む直前に、防臭・抗菌・防虫・防ダニ効果のある『オゾン加工』を羽毛に施します。
オゾンとは自然界に存在するもので、薬品ではないので人体には無害です。
しかし、臭いが気になる場合は、ふとんを折り畳んで、中の空気を押し出し、新しい空気と入れ替え、3~4時間風通しの良い場所に陰干ししてください。
こうすることにより、臭いは、ほとんど無くなります。
羽毛ふとんから羽毛が出てきます。どうすれば良いでしょう?
お布団に穴が空いていたり、破れていた場合はこの対処法を!
羽毛ふとんは、どんな小さな穴からも出て来てしまいます。飛び出しを見つけたら、できるだけ早く対処しましょう。
専用補修布がついていたら、それを破れや穴のサイズより、やや大きめにカットします。
アイロンの温度は「麻・綿」などの比較的高温に設定してください。
補修布の接着綿を破れや穴のあるところにあて、
アイロンを押し当てて熱接着します。
※市販の補修布を使う際は、説明書の内容をよく読んでから、お使いください。
※ご自分で直せない場合は、当店にお持ち込みいただくか、洗浄+羽毛増量したのちに生地をまるごと交換する
 羽毛ふとんリフォームをご利用ください。
お布団が汚れました。洗えますか?
羽毛ふとんは、ふとんの丸洗い(クリーニング)が可能です。
一枚一枚職人が手で洗います
当店では、お布団を一枚一枚、水で手洗いします。
ただし、丸洗い(クリーニング)する場合には専門業者か、寝具専門店にご依頼ください。
ご家庭での水洗いは、ウォッシャブルと表示してある薄いもの以外は、お避けください。 当店では、清潔を保つため、年一度の丸洗い(クリーニング)をオススメしています。

羽毛ふとんは打ち直し(リフォーム)ができるのでしょうか?
はい、羽毛ふとんは、打ち直し(リフォーム)が可能です。
リフォームで甦ります 羽毛ふとんのリフォーム(打ち直し)は、ふとん生地を交換し、羽毛を洗浄・増量をすることで、お手持ちのお布団を新しい羽毛ふとんに甦らせることができます。ぜひチ当店にご相談ください。
当店は日本羽毛製品協同組合の「リフォーム認定工場」です。他店でご購入されたお布団も、もちろんリフォーム(打ち直し)いたします!

羽毛ふとんからダニは発生しますか?
羽毛ふとんの生地は羽毛の吹き出しを抑えるため、繊維の目が細かく
さらにダウンプルーフ加工を施しているため、ダニは通過できません。
ダニは侵入できません羽毛ふとん用のふとん生地は、繊維の目の開きが縦5ミクロン(1/100mm)、横9ミクロン程度であるのに対し、ダニの成虫の体巾は40~200ミクロンもあるので、侵入は不可能です。
また、中材の羽毛も100℃前後で高熱殺菌処理をしており、ダニは全て死滅していますので、中からダニが発生することはありえません。しかし、表面にダニが付くことはありますので、清潔を保つなら定期的に丸洗い(クリーニング)が必要です。
なお、ダニの発生を防ぐには、部屋を乾燥させて、こまめに掃除をして清潔にするなど、部屋全体の管理が必要です。

羽毛ふとんの寿命は?
一般的には5~6年でリフォームを、と言われています。
かさ高(ふっくら感)が減ってきた、以前に比べて暖かく無くなった、襟元がスースーする、キルティングがほつれてきた等が目立ってきたら買い替えやリフォーム(打ち直し)を検討しましょう。

羊毛ふとんについて

羊毛(ウール)ふとんの特徴は?
繊維の表面が持つウロコ状の独特のちぢれ(クリンプ)形状が、
優れた保温性・吸湿・発散性・弾力性を作り出します。
羊毛の構造 羊毛は身体が発散する水分を吸収し、空気中に放湿させるので、夏の間も湿っぽい感じがありません。また羊毛は湿気を与えると、自然に熱を出して温かくなります。眠っている間に人の汗を湿気として吸収し温かくなります。そして何百万もの渦巻いたクリンプで構成される羊毛は、弾力性に富んでいるため、へたりにくいのが魅力です。

買ったばかりなのに臭いがします。どうすれば良いでしょうか?
干して乾燥を
羊毛には羊毛独特の臭いがあります。干して乾燥させましょう。
産地や収穫時期、洗浄や加工方法などにより多少の違いはありますが、羊毛は全く無臭ということはありません。ある程度の臭いは、やむを得ません。
また、羊毛ふとんは使用中でも湿気を吸収するため、そのままにしておくと臭いが出ます。
干して乾燥させてください。

羊毛(ウール)ふとんが汚れました。洗えますか?
水洗いはしないでください
羊毛ふとんは、クリーニング(丸洗い)することが可能です。
ふとん丸洗い業者による水洗いができます。
ただし、クリーニングする場合には専門業者か、寝具専門店にご依頼ください。
ご家庭での水洗いは、ウォッシャブルと表示してある薄いもの以外は、お避けください。
当店では、清潔を保つため、年一度のクリーニング(丸洗い)をオススメしています。

羊毛ふとんの寿命は?
一般的に、約5年が目安とされています。
しかし、弾力が感じられない、起きたときに布団がじっとりしている、詰めものが均一でなく凹凸があるように感じる、キルティングがほつれてきた等を不具合を感じたら、買い替えや打ち直しのご検討を!

綿ふとんについて

綿ふとんの特徴はなんですか?
保温性・吸湿性があり、日干しによるかさ高性が富んでいること。
綿ふとんは、保温性・吸湿性があり、日干しによるかさ高性に富んでいます。
綿は繊維が中空の構造となっており、しかも1本1本の繊維が天然のよじれをもち、適度な硬さと弾力性を作り出しています。
綿ふとんの打ち直しについて教えてください。
綿ふとんの打ち直しは、長年使用して固くなった中わたを機械で解きほぐし、
足しわた・生地を交換して、ふっくらよみがえらせる加工です。
水洗いはしないでください
加工段階で、わたの繊維が短くなり重量が減りますので、新しいわたを足すとともに、ふとん生地を新しいものに替えて仕立て直すものです。

綿ふとんは洗えますか?
はい、クリーニング(丸洗い)することができます。
汚れや汗による塩分、雑菌などを洗い流すとともに、付着したダニを死滅させるなど、クリーニング(丸洗い)によって衛生的にお使いいただけます。
ただし、クリーニング(丸洗い)する場合には専門業者か、寝具専門店に、ご依頼ください
ご家庭での水洗いは、ウォッシャブルと表示してあるもの以外はお避けください。
当店のお布団クリーニングは一枚一枚丁寧に手洗い&水洗い。綿ふとんも、もちろん承っております。
ぜひご活用ください。
綿ふとんの寿命は?
掛ふとんは5年に一度、敷ふとんは3年に一度、打ち直しをおすすめしています。
打ち直しの限度は3回です。
10年を経過したら買い替えをご検討ください。

合繊(ポリエステル)ふとんについて

合繊ふとんの特徴はなんですか?
合繊ふとんは、軽くて取り扱いやすく、かさ高性に富み、
保温性も高く、ほこりや臭いなどもなく、清潔で衛生的なことが特徴です。
ぜんそくの方に合繊ふとんが良いと言われるのは何故でしょうか?
合繊は繊維そのものが強いので切れ難いため、
ぜんそくの大敵である「わたぼこり」が、ほとんど出ません。
ぜんそくにはダニやホコリが大敵と言われています。
合繊は繊維そのものが強いので、摩擦や折り畳みを繰り返しても繊維が切れ難く「わたぼこり」がほとんど出ません
さらに、細菌の温床にもなり難く衛生的ですので、一般的にぜんそくに良いと言われています。
合繊ふとんのお洗濯は、どうしたら良いですか?
ふとんクリーニングの専門業者に依頼するのがベストです。
ご家庭での洗濯が可能であるふとんの場合は、ふとん及び洗濯機の洗濯マニュアルに従って洗ってください。
それ以外のおふとんは、ご家庭での洗濯はお避けください。
合繊ふとんの寿命は?
一般的な寿命は約5年と言われています。
かさが無くなりぺしゃんこで、暖かく無くなってきた、敷ふとんの場合は床つき感がある…等を感じたら買い替えの目安です。

毛布やまくらについて

毛布のお手入れは、どうすれば良いですか?
羊毛(ウール)毛布のお手入れ
良く乾燥させた後、軽くブラッシングし湿気の少ないところへ普段は、ときどき風に当てるだけで充分です。
洗濯する場合、ウォッシャブルタイプは家庭で洗濯できますが、
それ以外は品質・取扱い絵表示に従ってドライクリーニングをしてください。
しばらく使わない場合は、風通しの良い日陰でよく渇かし、軽くブラッシングしてから、使い古しのシーツなどに包み防虫剤を入れて湿気の少ない場所に、閉まってください。

良く乾燥させた後、軽くブラッシングし湿気の少ないところへ
アクリル毛布のお手入れ
アクリルの毛布は水に対して影響が少ないので、ほとんどの場合、ご家庭で洗濯できます。
心配な方はクリーニング店に依頼されると良いでしょう。

綿毛布のお手入れ
良く乾燥させた後、軽くブラッシングし湿気の少ないところへ綿毛布は洗濯機で丸ごと洗えます。
仕上がりに柔軟剤を使用すれば、乾き上がりもやわらかです。変色を防ぐために陰干しをして、乾いたら丁寧にブラッシングしてください。毛並みが揃い、ツヤも出ます。

まくらのお手入れは、どうすれば良いですか?
まくらのお手入れ
水洗いはしないでください
ふとん同様こまめに干したり、ふとん乾燥機を使って湿気を取るようにしましょう。
素材によって日干しして良いもの、陰干しでなければならないもの、洗濯機で丸洗いできるものなどがあります。
取扱い絵表示を見て正しくお手入れしてください。
清潔を保ために時々クリーニング店に依頼して丸洗いすることも、おすすめします。